11月から12月にかけて、各「おちゃっこ」ではイベントが盛りだくさんでした。
まず、大街道南の「街の駅おちゃっこ」にて、11/29、秋田県の湯沢ロイヤルホテルのみなさんが、女川町出身の板前さんによるお寿司と稲庭うどんを振る舞ってくれました。また近所の泥かきにも参加してくれました。詳しくはこちらのブログをご覧ください。
12/5には、おちゃっこ人気シリーズのトンボ玉ワークショップ第2回。仙台出身で、水戸で輸入雑貨エイシアを営む北村さんのご指導のもと、地域のみなさんもボランティアも一緒になって熱中しました。
12/14には、東京/神奈川から、山梨都留のかとうさんちの田んぼで米作りをしているカレーライスプロジェクトのみなさんが、自ら収穫したもち米と、たくさんの野菜とともにやってきてくれました。風船のワークショップの後は、ドキュメンタリー映画「地球交響曲」の部分上映会を開催。地域のみなさんには少々難しく感じられる映画だったようですが、おちゃっこでの新しい境地を開拓してくれました。(かとう)
NPO法人パルシックは東ティモール、スリランカ、マレーシアで活動しているNGOです。2011年3月末より東日本大震災被災者支援を開始しました。石巻事務所で活動するスタッフたちが日々の様子をお伝えします!
2011年12月27日火曜日
2011年12月9日金曜日
十三浜ワカメ(12月上旬の様子)
北上町十三浜は紅葉もきれいでしたが、あっという間に冬に突入。
ですが、浜はいまだ、ワカメの種付けが断続的に行われています。
ですが、浜はいまだ、ワカメの種付けが断続的に行われています。
「小指も種付けやってるよー」と聞いて向かった小指の港。
午前中、お昼前頃ですが、とっくに終わっていました。
ケタロープの数が足りておらず、午前の早いうちに終わってしまったようです。
ワカメの種付けは天気や風、波にも左右されますが、
今年は種を付けるロープがなかなか届かず、いっそう種付けが長引いています。
本来は11月で終わっているはずの種付けがもう12月の上旬。
種付けで1か月以上の遅れが出ていること、11月末の時点で、
例年の半分しかできていないと聞きました。
なかなかこれまでどおりとはいかない状況ですが、みなさん集落の方や
2011年11月27日日曜日
十三浜ワカメ(11月の様子)
11月2日からの「ワカメの種付けボランティア」は、ワカメの種やロープの到着が遅れており
残念ながら手伝うことはできませんでした
(その代わり、市街で大活躍してもらいました!
※「第ボランティア週間」「芋煮&バーベキュー@おちゃっこ鹿妻」)
ですが、中には「リベンジ!」と再来してくれたボランティアさんが3名!
念願かなって、十三浜ワカメの種付けを行うことができました。
今日は3名のうち、どうしてもまだワカメの手伝いがしたい!と粘り残ってくれている
ボランティアのつるちゃんとスタッフの三上が十三浜の小室地区で種付けを手伝っています。
昨日まで強い風が吹いていた十三浜。今日は小室だけでなく、小指などでも行われています。
残念ながら手伝うことはできませんでした
(その代わり、市街で大活躍してもらいました!
※「第ボランティア週間」「芋煮&バーベキュー@おちゃっこ鹿妻」)
ですが、中には「リベンジ!」と再来してくれたボランティアさんが3名!
念願かなって、十三浜ワカメの種付けを行うことができました。
今日は3名のうち、どうしてもまだワカメの手伝いがしたい!と粘り残ってくれている
ボランティアのつるちゃんとスタッフの三上が十三浜の小室地区で種付けを手伝っています。
昨日まで強い風が吹いていた十三浜。今日は小室だけでなく、小指などでも行われています。
これは十三浜の大指地区でワカメの種付けを手伝った日です。
プロの方々とペアになって教えてもらいながらチャレンジ。
種付けがない日は、浜の仕事もお手伝いさせてもらうこともありました。
ホタテ養殖に使うロープを切ったり切り目を溶かしたり。
網を縫うのはさすがに漁師さんでないとできませんね。
今年は漁具が流れてしまったため、多くの方が新たに漁具を入手しています。
浮に屋号をひとつずつ描く作業もやり直し。少しばかり、私たちも手伝わせてもらいました。
手伝わせてもらった方は津波当時、船を沖だしして沖から津波が故郷を襲う姿を
見ていたそうです。翌日の午後に瓦礫を避けながらどうにか着岸したものの、
ご自宅は流されいました。助かった船は今、漁場を示す浮をつなぐアンカーの移動に大活躍、
それをできる船も少なく、船や道具を壊しながらも、懸命に十三浜のために行っています。
この作業ができる船は数が少ない上に、瓦礫に引き込まれたりと危険が伴うため、リスクが高い作業です。
この作業ができる船は数が少ない上に、瓦礫に引き込まれたりと危険が伴うため、リスクが高い作業です。
これを船に取り付けて、海の中にあらかじめ落とされている2tのアンカーを異動。
港ではちょうど、この作業で機械が壊れてしまった方が、新しい機械を
船に取り付ける作業を行っていました。
本来は荷揚げのための機械です。これで最大2tですが、アンカーの重さは2t。
ギリギリのキャパです。こうしていろんな方が助け合って、
ワカメの種付けが再開できているんですね。
まだ以前の半分しかワカメの種付けはできていないとのこと。
漁具の到着が遅れており、それによって作業が「待ち」になってしまうそう。
それでも毎日、漁師さんたちは、港や道具のある場所へ赴き、
できることを少しずつ行っている姿を見ます。(日方)
2011年11月26日土曜日
街の駅おちゃっこ、深まる秋の日々
2011年11月25日金曜日
織カフェもやってます
湊町3丁目のさおり織り工房「与喜舎」の一角をお借りして始めた「織カフェ」、水・金の週2日ですがオープンし、織物教室の受講生の方々を中心に利用していただいてます。。
この男がお世話係。来年1月までは細々と続けていきます。
(かとう)
この男がお世話係。来年1月までは細々と続けていきます。
(かとう)
2011年11月20日日曜日
十三浜ワカメの種付けがはじまっています!
石巻市北上町十三浜でもワカメの種付けがスタートしました!
先週の金曜日、小室地区の方が教えてくださり、急いで漁港へ。
![]() |
「あのあたりでやってるよ」と修理された船の横でお父さん。 |
海の朝は早いですね。午前中でしたがもうほとんど種付けが終わっていました。
漁場の整備が遅れこんでおり、なかなかスタートできなかった種付け。
やっと始まったんだ!と嬉しくて駆け寄ったのですが、残念、
手伝える準備を全くしていなかったので、見学だけとなりました。
種付けは岸壁でこうして二人1組で行うそうです。
片方は種を挟むロープをゆるめ、片方はロープにできた隙間に種を刺します。
こんな風に・・・
刺し方は家によって違うとも聞きます。
ロープを突き抜けないようにするとか、種と種の感覚は何十cmとか・・・
できたロープはひとまず、そのまま海へ入れます。
すぐ海に入れる必要があるから、岸壁で作業をするんですね。
そうこうしているうちに、船が帰ってきました。
ワカメ養殖をするエリアにロープを繋げてきたそうです。
帰ってきたらまた新しいロープを積んで、沖へ出発しました。
種付けが終わったグループのみなさんが「おちゃっこ」に誘ってくださり、
一緒にコーヒーをいただきました。
みなさん明るく楽しく気さくで、海の話や家の話を聞かせてもらました。
そして、震災・津波当時のことを振り返りながら、ポツリ、
「まさかまたこうして(ワカメ養殖を)はじめられるなんて思わなかった」と。
目の前のこと、やらなければならないこと、できることを1つづつこなして、
「生活」や「安心」を取り戻していく。その1歩だけでも後ろから応援できたら・と思います。
(日方)
2011年11月15日火曜日
芋煮&バーベキュー@おちゃっこ鹿妻
11/5(土) 大ボランティア週間最終日のイベントは、おちゃっこ鹿妻前、旧スーパー駐車場にて、芋煮&バーベキューの屋外パーティでした。秋の定番である芋煮会は、今までにも湊町、大街道でやらせていただきましたが、鹿妻での主催は始めてです。秋も深まり寒い日が増えてきましたが、この日はよく晴れてあたたかい日和となりました。昼の12時頃からぼちぼちスタートします。
網焼きと鉄板焼きのバーベキュー。宮城風だか山形風だかよくわからないとん汁。そしてダンボール燻製までトライしてます。地域の方々とボランティアとが一緒になって、煮たり焼いたりしました。
総勢7~80名の地域の方々に参加していただきました。
ボランティアさんも、もちろんいただきます。
そして、童心に帰って子どもたちと遊びます。
予定の2時間を大きく過ぎで15時近くまで盛り上がりました。今年最後の秋まつりだっかかもしれません。屋外でのイベントはこれからは寒くてできないでしょうが、おちゃっこ鹿妻は毎日変わらずオープンしてます。暖かくしてお待ちしてます~(かとう)
網焼きと鉄板焼きのバーベキュー。宮城風だか山形風だかよくわからないとん汁。そしてダンボール燻製までトライしてます。地域の方々とボランティアとが一緒になって、煮たり焼いたりしました。
総勢7~80名の地域の方々に参加していただきました。
ボランティアさんも、もちろんいただきます。
そして、童心に帰って子どもたちと遊びます。
予定の2時間を大きく過ぎで15時近くまで盛り上がりました。今年最後の秋まつりだっかかもしれません。屋外でのイベントはこれからは寒くてできないでしょうが、おちゃっこ鹿妻は毎日変わらずオープンしてます。暖かくしてお待ちしてます~(かとう)
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